FXにおける「手仕舞い」とは、「決済」と同じ意味で、保有していたポジションをクローズすることです。MT4でのFXトレードやEAによる自動売買で大損をしないためには、手仕舞いのタイミングが大切です。裁量トレードにおいては「もう少し利益を狙いたい」などの欲が出てしまうことがありますが、EAではプログラミングされたロジックでしっかり利確してくれるのでその点は安心です。
ポジションの手仕舞いのタイミングは、あらかじめ自分が耐えうる損切りのラインを決めておいたり、利益確定をさせることで、きちんとコントロールする必要があります。自分が利確したあとにさらに利益が伸び続けるのを見ていて悔しい思いをした方もいるでしょう。そのような気持ちを和らげる方法のひとつとして手仕舞いを数段階に分けるというやり方があります。
手仕舞いのタイミングを短期のポジションと長期のポジションなどふたつほどに分けます。短期ポジションは予想に反して相場が動いたときに、利益を確保するために短期で手仕舞います。長期ポジションは、利益を伸ばすために保有します。このように手仕舞いのタイミングを分けることで、損失を最小限に抑えしっかりと利益を得ることができます。